今回は初の本州における2泊以上の縦走であると同時に初の縦走以外の山行を伴った遠征でもあった。お天気は全日程に渡って概ね良く、まさに山日和であった。稜線上でも日焼けする程だった。下界の暑さは凄まじいものだったろう。ただツェルトを予備に持って行ったはいいが、何とポールを忘れてしまったのだ。それが大雪だったら・・・・・。そのおかげで磐梯山川上登山口では「青空ビバーク」になってしまった。雨が降らなかったのが何よりだったが。

飯豊連峰縦走はいきなり北端の大石から南端の川入までを一気にアタックするものとなった。今回は登山口へのバス利用上登山起点でまず泊まった。盛岡を早朝発って新幹線で行き、越後下関駅からタクシー利用とすればうまく行ければ(行かねばならない)その日のうちに大熊小屋に着けるという手もあったが、それでは費用がかさむ。大熊小屋~杁差避難小屋はもう少しペースを考えるべきだったか。それにしてももっと急げなかったものか。体重の落とし方が足りなかったか。
稜線は日焼けする以外良好だった。次々と続く尾根が素晴らしい。ただパワーアップとはいえ梅花皮小屋前梅んめく酒(梅+にんにく酒)を飲みすぎてクラクラしたのは痛かった。お酒は晩にするべし。帰りは地元の人と合流、詰めのルートが新ルートで当初とは違ったもの、飯豊連峰縦走を完結できた。

同じ縦走でも今回の旅程は縦走だけに終わらなかった。昨年の大雪は頑張って仕上げたもの、縦走に終始したと言っても良い程だった。今回は縦走後温泉(鉱泉)に入っただけでなく、喜多方にも行き何と「喜多方ラーメン」を食べたのだ。そして会津若松にも行った。山=旅としたのである。「折角遠くまで行くのだからそのついでに」であろう。又、縦走前に磐梯登山用に民宿を予約していた。しかし山の計画はあながしもその通りになるとは限らない。遅れたりルートを変更する事がある。今回は何とか民宿をキャンセルしてもらったもの、旅というのは気ままなもので、その時に応じて泊まれるのが一番である。登山口での果敢なビバークもその表れであろう。それが今後の自分の旅の形となるのだろうか。そういう気ままな旅・山旅もいいだろう。だが時間のある時しかできないが。

磐梯山は長いマイナールートを通った。八方台からのルートは楽勝だが、バスの便がない事もあり今回のルートとした。又、山中に泊まれる小屋が一つもないため、登山口近くで泊まらなければならない。結局飯豊縦走後でも山を往復できた。複数の山に登るにはインターバルを置く事も大切だろう。ただ帰りの温泉がいまいちだったのが残念だが、こんかいはそれも吹っ飛ばす内容だ。これからも時間があれば大まかな山行計画とセットで時刻表と共に旅したいものである。