7月10日(札幌(前日)=稚内=鴛泊(利尻島)=島内観光=鴛泊=利尻北麓野営場) 天候:くもり時々雨

<いよいよ利尻島へ上陸、北さんらと合流>

前夜21:30近くに自宅を出発、地下鉄で札幌駅に向かい、緑の窓口でSキップという格安往復乗車券を購入した。札幌~稚内往復が10200円と思ったより安く済んだ。尚、有効期間は6日間である。札幌22:00発特急りしりに乗車、久々に札幌駅からJRの特急に乗った。もしかして大学卒業以来かな。座席をリクライニングさせて寝るが、なかなかうまく眠れないものである。幸い指定席も込んでおらず、隣も空いていて結局隣のスペースも使って横になった。4:30頃目が覚め、外を覗いてみると果てしなく広がる笹原や平原、そして海越しにあの利尻富士が望めた。

やがて稚内市街に入り、6:00に稚内に着いた。私にとって大雪方面や留萌より北に行くのは初めてである。駅から出ると丁度フェリーターミナル行きのバスが止まっていて、次々と乗り込んでいったので私も乗車した。終点まではすぐで、運賃も150円だった。フェリーターミナルに行き、自動券売機で乗船券を買った。フェリーに乗船し、6:30に出港した。まだ雨が降っていなかったので船の前方にあるデッキに場所を取った。稚内市街と稚内公園が見え、離れていくにつれ市街越しに利尻山が望めた。船からの展望を楽しみつつ朝食とした。前日買った弁当である。やがて港から離れ、海に浮かぶ利尻山が望め、反対側には北海道本土が望めた。船が進んでいくに連れ天候が思わしくなくなってきた。小雨が降り出し、利尻山の頂上部にガスがかかってきた。この日北さんらと麓の野営場で合流する約束であったが、正直登頂日をずらしたいと思う様になった。

 

8:10に鴛泊フェリーターミナルに到着、いよいよ利尻島に上陸した。フェリーターミナルの待合室は観光客等でごった返していた。北さんと待ち合わせるにはまだ時間があり、午前中は島内観光でもしたいと思った。窓口の上にはフェリーの時刻表の他に観光バスの案内もあり、それを利用しようと思った。8:40発の観光バスはちょっとタイミングが遅く乗らなかったが、9:30発にしようと思った。待合室には臨時郵便局があり、切手等が販売されていた。局員と話したが、冬の利尻富士の写真入絵はがきをいただいた。彼は仙法志側からスノーモービルで上がって撮影したという。観光バスのキップを窓口で買った。

9:30発のバスに乗り、いよいよ出発した。2階建ての大型バスである。まずは姫沼に向かった。高架道路が見えたが、島北部のサイクリングロードである。これは入港直前にも見えた。まさかこんな所に高速道路は走っていないでしょうし。姫沼駐車場に到着、姫沼からポン山・長官山が望めたが、残念ながら利尻山上部は望めなかった。約100m近くの所には名水があり、掬って飲んでみた。次はオタドマリ沼だ。鬼脇市街を通過し、オタドマリ沼に着いた。やはり頂上部は見えない。駐車場周辺にはおみやげ屋や食堂があった。でもそんなに時間はない。

次は郷土資料館で、様々な展示物を見学した。又、コンピューターによる島内情報のコーナーもあった。その次は御崎公園で、2頭のゴマフアザラシがいるという。海岸に出るとアザラシはいたが、1頭は広い囲いにいたが、もう1頭は狭い水槽にいた。やはりおみやげ屋があった。海岸からは仙法志市街が望めた。そして寝熊の岩の前にバスは止まり、そこは降りずに通過した。やがて沓形市街を通過し、利尻空港のそばを通って鴛泊市街に入り、12:45頃にフェリーターミナルに戻った。バスのルートは島を時計回りに1周するものであった。ターミナルで昼食とし、持ってきた弁当(焼きそば炒飯)を食べた。外は雨となった。

 

昼食を終え、雨具を着て13:45に出発した。小高い山のペシ岬の横を通り、鴛泊市街へと入って行った。三合目への道との交差点を過ぎ、更に進むとセイコーマートがあった。ザックを外に置き、髭剃りを買いに行った。店内は札幌市内にあるものととあまり変わらない。そして3合目を目指し、ひたすら歩いた。市街地を出てしばらくすると右に高山植物園があり、サイクリング道路が横断していた。しかも道道の標識が付いていた。もう少し行くと右側には利尻富士温泉があった。更に進むと後ろから見た事のある車が来た。その車は止まり、北さんが出て私に声を掛けた。昨年11月以来の再会であった。あの時は札幌近郊の八剣山登山口で待ち合わせ、一緒に登った。北さんの車に乗せてもらい、あっという間に利尻山麓野営場に着いた。

もう既に大きなテント3張は設営されていた。食事をする所となるタープを立て、バーベキューコンロで炭を起こし始めた。ガスバーナーで加熱したりしたが、やはり多少時間はかかった。でもおいしい炭火焼のためには待っていられるものだ。炭が熱くなり、網の上でジンギスカンや野菜・ソーセージ・ホッケ等を焼いて食べた。特にホッケはガスで焼いたものよりは随分風味が出た感じがした。19:30頃に暗くなり、やがて宴も閉めに入り、各自のテントに戻って就寝となった。ここまで来れば翌日登らない訳にはいかないでしょう。翌日は4時起床となった。