行程(羅臼岳):岩尾別温泉~羅臼岳(往復) 行程(斜里岳):清岳荘~斜里岳(往復、登り旧道下り新道) 日時:7月17日~19日 山行人数:単独



7月17日(札幌=日高町=十勝清水=上士幌=足寄=弟子屈=斜里=ウトロ=岩尾別温泉~弥三吉水~羅臼平) 天候:くもり後晴
<岩尾別温泉より羅臼岳へのアプローチ、羅臼平へ>

今回はネット山仲間のアバウトさんが羅臼岳に登られるという事で合流しようと思った。又、北の家族さんのパーティーが知床縦走を行うという事を知っていたが、今回は時間的に合流が厳しいという事で各自で動く事とした。この7月中旬の3連休を当初は知床連峰縦走と斜里岳登山とする計画とした。但し今回は往復をマイカーとした。これまでマイカーでは最も遠くて帯広方面だが、それを更に越える長距離の運転となった。3時頃起き、朝食を摂ってから準備をした。3:45頃自宅をマイカーで出発、快調に札幌市内を通過し、20分程で札幌市を脱出した。これは日中では考えられない早さだ。ただ空は曇っているのが気がかりだ。何とか知床に着くまでに晴れてもらいたい。国道274号線を進め、北広島・長沼・三川・夕張紅葉山を通過し、石勝樹海ロードに入った。日高町の道の駅には5:40頃到着し、トイレに行ってから小休止した。5:50に再び車を進め、日高市街を通過すると間もなくオービスがあるので注意する。このオービスは往復とも監視しているので要注意である。日勝峠を越えると空は晴れていた。この調子で知床まで続き、いい縦走日和としたい。ようやく十勝であるが、まだ先は長い。

十勝清水から約10年前更に延伸された国道274号線を進み、鹿追を通過した。道の駅はまだ時間が早く営業していなかった。鹿追にもセブンイレブンがあり、道東方面の進出振りが窺える。何回か交差点を曲がるが、直線道路が続きいかにも広々した十勝風景が展開する。士幌で国道241号線に合流し、足寄方面へと進んだ。上士幌は7:40頃通過、更に進むと足寄である。十勝清水から足寄までは高速が使えるが、片側1車線で余り意味がないと思い、使わなかった。足寄市街を通過し、阿寒湖を目指す。足寄を過ぎると車通りが少なくなった。阿寒湖に近くなると前方右側に雌阿寒岳と阿寒富士が望めてきた。8:35頃途中にあるチェーン脱着場に止まり、撮影した。ここにはトイレもあり、用を足した。そして阿寒湖畔を通過した。余談だが阿寒湖は約20年前の小学生の時両親に連れられて行った事がある。当時は札幌の実家から帯広の親戚の家に行き、そこから阿寒湖・摩周湖へと行った。当時は石勝樹海ロードもまだ未開通で、札幌~帯広は穂別町稲里~日高町の区間を穂別市街経由の遠回りをしなければならず、更に時間がかかるものだった。

阿寒湖温泉街を過ぎると左手に雄阿寒岳が迫り、カーブが続く。途中双湖台・双岳台を通過し、弟子屈市街に入った。道の駅に寄り、用を足すと共にスタンプを押してきた。国道391号線を進み、川湯温泉や摩周湖の近くを通過した。これまで道東方面で一番遠くまで行ったのは摩周湖まで、いよいよ更に遠い所へ進む事になる。野上峠を越え、途中道道へ右折し、10:45頃清里町札弦に入った。そこからは斜里岳が迫り、海別岳がうっすらと見えた。更に道道を進むと清里市街で、セブンイレブンに寄った。南斜里で国道334号線に入り、斜里市街へ向かった。市街の手前から海別岳が。斜里市街で一旦国道244号線を右折した。斜里にはセブンイレブンがあり、更にローソンもあった。こんな知床半島の付け根の所まであるのだから恐れ入る。

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そして334号線をウトロ方面へと進んだ。あと一踏ん張りだ。右手に海別岳を見ながらオホーツク海沿いを進む。岩尾別温泉には12時過ぎに着けばいい所か。30分位でウトロで、温泉街はかなり大きい。やがて国道を外れて知床五湖方面への道道に入るが、エゾシカが交差点付近に2匹いたので注意して進む。少し進むと右手に羅臼岳を始めとする知床連山が見えてきた。右端に一番大きい羅臼岳が望め、左端に硫黄山が望めた。車を止めて撮影する。もう少し進むと岩尾別温泉への道との交差点で、右に入ると1車線の狭い舗装路となった。車も何台か来て広くなった所で擦れ違う。路上駐車が見え始め、数100m進んだ。

12:05頃に車道終点の岩尾別温泉ホテル地の涯に着いた。札幌から距離にして400km以上、時間にして8時間以上かかった。マイカーは93年式と古いが、リッター当たり10km少々は走れる。ガソリンは出発してから到着するまで一度も補給する事なく走れたが、残量は少ない。とりあえずはよく無事に走ってくれた。駐車場は混んでいたが、何とかホテル駐車場に止められた。車はホテルだけでも20台はあり、ホテルの送迎バスが3台止まっていた。又、駐車場に露天風呂への案内板があり、道があった。縦走が終わってここに戻ってから入ろうと思った。昼食の赤飯を食べてから出発の準備をした。縦走すれば翌日夕方のバスでここまで戻る事になる。

 

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 12:35過ぎに出発、ホテルに道を尋ねるとホテル右側奥の車道だという。そこを進むと車が何台か続いて止まっている。ホテル付近は寝ている人がいるので鈴を鳴らさない様にと言われ、一時的に鈴を外した。3分程で木下小屋に着き、横にある登山者名簿に記入した。見てみると北さんの名前もあったが、9時前に出発された様だ。士別はかなり早い時間に出発されたのだろう。熊スプレーの貸し出しもあり、使わないで返せば半分程の料金が返還される。2000円位なので使ってしまえば買うよりずっと安上がりだ。トイレもあり用を足した。外していた鈴を付ける。12:45に出発、緩いジグザグの登りを進む。どんどん登山者が下りてきたが、その中には20人位の団体もあった。連休でお天気が良く、登山者が多い。そして尾根の緩い登りとなった。オホーツク展望台では2人休んでいた。それを過ぎると「ヒグマ出没多発区間」と書かれた看板があった。今回は無論鈴を付けているが、知床はクマが多いというので油断はできない。ただあれだけの通行量であり、クマも出たくないだろう。

13:40より15分程休憩、その間に何人のも登山者が下りて来たが、その中にはアバウトさんはいなかった。登って行くとようやく上の方に頂上部の稜線が見えてきた。これまでなかなか上の方が見えず、きついものがあった。それにしても弥三吉水になかなか着かない。14:30過ぎから20分程度休憩した。長距離運転の疲労がかなりきているであろうか。その間に後ろから何人かのパーティーに抜かれた。休憩してから間もなく15時過ぎにようやく弥三吉水の水場に着いた。大勢の人で賑わい、左側すぐ行った所に水が出ていた。ここで水をちょっと飲んでみた。だが上にも水場があるため敢えて汲まなかった。アバウトさんとまだ擦れ違っていない。そろそろだろうか。

15:10過ぎに出発、数分後に2人の女性が向かってきた。私に声をかけてきて話した所、一人はアバウトさんだった。同じ道内在住(道東)であり、ネットで知り合って1年数ヶ月になるが、ようやくお会いできた。北さんは羅臼平にいて縦走を進めるか話し合っていたという。又、羅臼平への登りは雪渓があるからアイゼンがあった方がいいという。だが今回は持って来ていない。多くの人が往来して固められているから大丈夫だと思った。アバウトさんと別れてから数人パーティーの後について行った。15:20頃に極楽平に入った。辺りは非常に緩やかでまさに極楽極楽。前のパーティーの一人が「次は地獄平だな」と言ったのが笑える。10分位で極楽平を通過し、徐々に急になってきた。そしてジグザグの登りになった。途中カエルがいたので撮影した。コースの左側が谷になり、やがて水音が聞こえてきた。

 

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16時過ぎに銀冷水の水場に着いた。沢が流れており、そこで汲む様だ。前のパーティーも休んでいたが、私も休んだ。水は最初汲まなかったが、羅臼平に水がない事を思い出し、慌てて2lペットボトル1本分汲んだ。16:30過ぎに出発、登って行くとやがて雪渓に出た。前を見ると雪渓が羅臼平の方まで続いており、後ろを振り返ると知床五湖やオホーツク海が見えた。雪はやはり多くの人に踏み固められていて歩きやすい。前に数人パーティーを見ながらゆっくり登って行った。途中チングルマ等の高山植物の花が咲いていてきれいだった。途中沢を何回か渡った。やがて雪渓がなくなり、緩やかになっていけばあともう少しだ。

 

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 17:40過ぎに羅臼平のキャンプ地に着いた。テントは7・8張あり、右手には羅臼岳が迫っていた。だが到着時間が遅すぎて頂上を往復する時間はない。それが悪夢の始まりになろうとは当時は知る由もなかった。日中晴れ渡っていた故に。又、北さんらしい人は残念ながらいない様だ。やはり先に進んだのだろう。二ツ池まで進んだかな。テントを設営し、夕食の準備をした。夕食はシンガーポールビーフンとした。カレー風味でなかなかおいしい。又、携帯電話の電波は圏外だった。20時頃寝たが、夜半に雨が降り出し一時は激しくなった。

 

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コースタイム(羅臼岳1日目)
12:37出発
岩尾別温泉 ホテル地の涯駐車場に車を止める。
12:40到着 木下小屋 ここから登山道へ入る。登山者名簿に記入、トイレもあり。
12:45出発
13:40から 休憩 「ヒグマ出没多発区間」に突入、多くの登山者が下って行った。
13:56まで
14:33から 休憩 後ろから何人かのパーティーに抜かれた。弥三吉水まで長く感じる。
14:53まで
15:03到着 弥三吉水 大勢の登山者で賑わう。水はすぐそばにあった。その後アバウトさんに会う。
15:11出発
15:20通過
極楽平 数人パーティーの後ろに着く。10分程度で通過、その後は徐々に急になった。
16:08到着
銀冷水 2lのペットボトル1本分汲んだ。その後雪渓を登る。知床五湖やオホーツク海も見えた。
16:32出発
17:41到着 羅臼平 テントは7・8張。羅臼岳が迫るが往復する時間なし。
3D図(羅臼岳2)

 

断面図(羅臼岳)