7月18日(羅臼平~羅臼岳~羅臼平~弥三吉水~岩尾別温泉=羅臼=相泊=羅臼=ウトロ) 天候:雨時々くもり

<羅臼岳往復、悪天候のため縦走を中止、そして無料温泉めぐりへ>
2:40頃起きたが、雨が降ったり弱くなったりだった。更にテントの下に水が入ってきた。かなりの雨量の様だ。今年に入ってから縫い目に防水を施したが、1回1回やらなければならない様だ。水をできるだけ追い出した。朝食はラーメン茶漬けとした。よく見ると雨具上衣を持って来るのを忘れた様だ。今回は車で来たという事もあり、最初から全部ザックに詰めていなく、いざ出発という時に詰めるのを忘れてしまったのだろう。雨が弱くなっているうちにサブザックで出発、4:45近くであった。緩やかなハイマツ帯で、雨で濡れている。20分程でちょろちょろ滴り落ちている岩清水の前を通過した。ここからが本格的な登りだ。ジグザグの登りが続く。部分的にガスが晴れて山が見えるが、またガスってくる。頂上部は岩稜なので濡れている岩に注意する。

5:40近くに羅臼岳の頂上に着いた。やはりガスで展望があまり良くない。部分的に知床連山や遠音別岳方面が望めたが、無論国後島は全然見えない。前日のいいお天気が嘘の様で、後の祭りだった。アバウトさん北さんらはさぞいい展望を楽しまれた事で良かったですが。証拠写真を撮り、「命」も決めた。あまり長居せずに来た道を戻る。6:40過ぎに羅臼平に戻った。テントは5張あり、近くにいた大きいパーティーは行ってしまった様だ。そして雨がまた強くなった。これから縦走をするのはどうか。お天気が回復する様子がなく、このまま縦走してももちろんガスの中だろう。ただ何日も行程があり、なかなかやり直しができない縦走ならそのまま続行するだろう。結局今回は縦走を断念し、挑戦は次回とする事にした。次なる知床の夢と共に。雨が収まるまでテントの中でしばらく休憩した。テントを畳んでいる時に7・8人パーティーが登って来た。二ツ池まで行くという。この頃にはテントは1・2張りしか残っていない。

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8:30近くに出発、下りるだけだが登山口までが長い。雨の中雪渓を注意して下ったが、踏み固められているので注意すれば何とかなった。何人かの人が登ってくるが、さすがに前日の様な賑わいはない。9:20過ぎに銀冷水を通過、極楽平は10時頃通過した。10:20近くに弥三吉水で一旦休憩したが、この頃には雨が強くなってきた。10:30過ぎに出発、あとはひたすら登山口目指して下るだけだ。オホーツク展望台まで下ればあともう一頑張りだが、最後のジグザグが思いの他長く感じられた。

12時にようやく木下小屋に着いた。ここまで来れば岩尾別温泉まであと僅かだ。登山者名簿に下山日と時刻を記入した。そして2分程で車を止めていた岩尾別温泉に着いた。トランクを開けるとやはり雨具は置いたままだった。とはいえ今回の天候では雨具を持っていたとしても諦めていただろう。ザックを車にしまい、露天風呂へ向かった。100m位行くとあり、露天風呂は3段の天然の岩風呂となっている。2・3人の男性が入っていた。そのうち1人は海水パンツをはいていた。ここの浴槽は脱衣所がない。又、更に下った所にもある様で、そちらは女性にも対応していそうだ。服を脱いでパンツ1枚になり、まず下の方の浴槽から入った。今度は一番上の直接管から注がれる方に入ったが、かなり熱くて温まる。

車に戻り、13:30過ぎに出発、燃料は残り少ないが羅臼に行けばガソリンスタンドがあると思い、ウトロに戻らず国道334号線に出たら知床峠方面へ進んだ。カーブが連続し、登るにつれて霧が濃くなってきた。やはり山の上と変わらない。峠付近はすっかりガスっていて慎重に走らせる。峠の駐車場に車を止め、知床峠の大きな碑を撮影した。後は羅臼に向けて下って行く。羅臼温泉のホテルが見えると右手に見る熊の湯の駐車場は大入りだった。

14:30頃羅臼市街に入った。市街地を回って港に出たが、何とエゾシカが2頭姿を現した。山沿いならともかく市街地だからびっくりである。羅臼市街のガソリンスタンドは2ヵ所あるが、いずれも閉まっていた。街中だから開いているだろうと思い込んでいたのが間違いだったのか。道の駅は駐車場が混んでいたが、何とか止めれた。お天気は山の上よりはましで、海の向こうには国後島が望めた。道の駅でスタンプを押し、お土産や食べ物屋を見てみた。結局買わなかったが。セイコーマートに寄りお茶とパンを買ったが、店員に開いているガソリンスタンドを尋ねると市街よりもう少し標津側に進んだ所にあるという。国道335号線を少し進め、隣の集落に入るとエネオスのスタンドがあり、開いているので入り、2000円分給油した。それから車を相泊方面へと進めた。道路は工事していて交互通行の所もあったが、2車線路で走りやすい。瀬石温泉駐車場を過ぎ、1・2km走ると相泊温泉駐車場の前を通った。「1km先行き止まり」等と書かれた案内板が現れてると車道終点は近い。

 

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16時頃に相泊の道道終点に着いた。「この先行き止まり」と書かれた標識があり、橋を渡った所で道道は終わり、右側の浜に出る様になっている。浜に出ると車が何台かいて、更に奥まで浜が続いており番屋も点在している。道道終点の手前にはガイドブックや雑誌等で気になっていた店「熊の穴」があった。その向かいには相泊バス停があり、時刻表は1日朝夕の2本だけで、しかも7・8月シーズン中のみという事だった。その向こうには漁港があった。車を相泊温泉駐車場に戻り、止めた。階段を下りると青いビニールシートの小屋があり、その中に男女別の浴槽がある。女性側はついたてがあるので見えなくなっている。外で服を脱ぎ、浴槽に入った。お湯は熱く、水を入れて調節する。又、お湯は底から湧いている様で、その部分は熱かった。浴槽から海が見える様になっているが、消波ブロックがあって展望が遮られている。本州からバイクで来た人がいたが、地元の人でトラックに乗って来た人もいた。服を着て車に戻り、17時近くに熊の穴に向かい、入店した。トド焼肉定食(1300円)を注文するとガスコンロごとテーブルに持ってきてくれた。風味は鯨みたいな感じでおいしかった。食べ終わった後店内でおみやげとして羅臼昆布と鹿肉缶詰1缶を買った。会計の時にここまで来ましたよという証明書ももらった。車で行ける所としては「さいはて」であるのだ。

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18時頃に出発、瀬石温泉を見てみたが既に管理時間終了で入れなかった。波打ち際にある露天風呂が2つあり、いつか来た時は是非入ってみたいものである。車を進め、羅臼まで戻ってから国道334号線をウトロ方向に進めた。そして熊の湯の駐車場に止めた。この時間になると幾分車が少なくなり、十分止められる。橋を渡って左に曲がると温泉の建物が見えてきた。温泉は男女別に別れており、手前の女風呂は壁に囲まれていて中が見えなくなっている。そして奥の男風呂の浴槽はむき出しである。温泉は10人位いて結構賑わっている。入ってみたがかなり熱く、水を入れないときつい程だ。車に戻り、ウトロを目指す。だが疲れてきたので19:30頃知床峠の駐車場に車を止めて休んだが、どうも寝てしまった様だ。気がついたら21:30になっていた。ここで休むのもいいが結構寒い。ガスが相変わらず濃いのでゆっくり下って行った。22時前にウトロに着き、セイコーマートで翌日の朝食等を買った。もういい加減な時間なので止められる駐車場を見つけたら止める事にした。オショコマナイ滝駐車場に車を止め、23:30頃寝た。他にも車が1台いた。

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コースタイム(羅臼岳2日目)
4:43出発
羅臼平 テントはそのままでサブザックを持って出発。
5:03通過 岩清水 ここから急な登りとなる。
5:38到着 羅臼岳 あいにくのガス。余り展望が利かない。
5:53出発
6:43到着 羅臼平 結局縦走は断念。出発前7・8人のパーティーが来た。
8:27出発
9:21通過 銀冷水
9:59通過
極楽平
10:18到着
弥三吉水 ここで一旦休憩。雨が強くなった。
10:35出発
11:23到着 オホーツク
展望台
12:00到着 木下小屋 下山まであと僅か。登山者名簿に記入した。
12:03出発
12:05到着 岩尾別温泉 車に戻り、下山後は露天風呂へ。
3D図(羅臼岳2)

 

断面図(羅臼岳)